くだらない話と二十歳の話
この記事はチラシの裏 Advent Calendar 2017の2日目の記事になります。
チラシの裏アドベントカレンダー2日目に寄せて
昨日の夜に記事を書き上げたんだけど、今日の朝方に改めて読み返すといろいろと恥ずかしい気持ちになってきた。でもまぁ、この企画はそういう誰にあてるでもない文章を供養したりなんだりすることを目的にしていたし、何よりチラシの裏だし、まぁいいかなと思って今に至る。というわけで、2日目。
くだらない話
くだらない話が好きだ。愚にもつかないくだらない話。知ったところで明日まったく役に立たないくだらない話。誰にも何も与えず、その場に流されてしまうだけのくだらない話。最後に彼女に話したくだらない話はなんだっけ。
そうだ、思い出した。くまの話だ。街の工事現場の何気ないくまのキャラクター。僕と彼女は歩きながら、そのクマの看板を見た。
そのクマは、工事用の黄色いヘルメットを被っていて、その先になにかとんがったアンテナみたいなのが刺さっていた。横にいた彼女はそれを見て「変なクマのキャラクターだね。」と言う。
「あのアンテナはクマの頭に刺さっていて、
どこかからラジコンで操作されているんだ。
あの屈託もなく笑った顔はつくられたものなんだと思う。」って呟いてみた。彼女がその時、今日はじめて笑った。
「どんな人生の選択だって、良いか悪いかなんて誰にも分からないんだからさ。”決めた”人にしか幸せはやってこないと思うんだよね。あのクマは自由に選べず、誰かの意思で操られているんだ。それにくらべたら、あなたはまだ"決める"ことができる。悩んだり、考えたりできるのは人間だけ、生きてるってことなんだよ。だからゆっくり考えて、自分で決めなよ。」
「あなたとの関係がわからなくなった」と僕に告げた彼女に、かけるべき言葉はこれでよかったのだろうか。この言葉に自分の本心が宿っていたのかどうかなんて、いまとなってはわからないんだけど。
ひょっとしたら、誰かに操られて自分の意思を押し殺して、笑っていたのは、僕自身なのかも。あの妄想のクマみたいに。彼女を駅まで送り改札まで見届けて、ありがとうと告げた。結局、彼女とは以来、会っていない。これが最後のくだらない話。
感想
いや、まぁエモい気分になってくるとこういう小説とも言えない何かを生み出しては、消したり非公開にしたりする。これは多分なんかあったときにわ~と書いた文章なんだろうけど、おそらくフィクションだと思う。多分。ここに供養します。
20歳の頃の話(2010年頃)
さて、そんなこんなで さよなら10代、こんにちは20歳。してしまいました。10年前に10歳になったときは「あー、まだ俺10年しか生きてねーのか。人生長げえ…」なんて思ったもんですが、 あれから10年…って考えると随分早く時は過ぎるものですね。
帰って来い、青春。カムバック、ブルースプリング。
これから30歳、40歳とあっという間にすぎていくんでしょうか。 貫禄ある歳のとり方をしていきたいです。 最近、高校生が眩しく見えすぎるのはあれか、精神的に老けてるからなのかな。
20代。これからやりたいことはまだまだたくさんあります。スキューバダイビングしたいし、パラグライダーに乗ってみたいし、ロケット飛ばしたいし、写真撮って回りたいし、自転車で四国一周したいし、沖縄にいきたい、都会に住んでみたいし、たくさん本を読みたい、楽器をひけるようになりたいし、買い物もいっぱいしたいし、友達増やしたいし、英語や外国語も身につけたいし、ドイツやフランスに行ってみたいし、一人暮らししたいし…。
やりたいことが多すぎるけど、 大学生のうちにどれかひとつでも消化できればいいな。この20年間たくさんの人にお世話になったので これから少しでもその恩を返していけますように、と思ってます。 20歳の抱負としてこれからは「貫禄ある大人」を目指して励んでいきたい所存でございます。
10年後、20年後、「オジサン」じゃなくて少なくとも「オジサマ」と呼ばれるくらい素敵な大人になれますように!
感想
今回の企画のために、いまはまったく稼働していない当時はやっていたmixiを漁っていたらでてきた文章です。一番の恥ずかしさ。
改めて読み直すと調子乗って人生楽しそうでいいなぁという感想しか出てこない。これからひどい目に合うのにね。
ここに書いてあることはかろうじて都会に住むってことしか達成されてないし、スカイダイビングやパラグライダーやりたいなんてまっっっっっっったく思ってないんですが、どうだったんでしょう、昔の自分。色々と突っ込みたいことはあるけれど、ここに供養します。お目汚し失礼しました。
明日は
というわけで、僕のチラシの裏でした。めちゃくちゃ恥ずかしいけれどがんばりました。
明日はフランチェスカ(@fgtmenot)さんですね。やっていきましょう。